◆裂織り八寸帯びの商品説明会

裂織(さきおり)ってなに?

江戸時代に寒い土地、津軽地方や佐渡ヶ島で地域の生活の中で生まれたという帯の織り技法です。このような寒い地方では綿の栽培が出来ず衣類といえば麻のような植物繊維でしか出来ませんでした。当時、北前船によってもたらされた木綿の古着を使って生地を裂いて織りなおして作られたのがはじまりです。糸の代わりに裂いた布で織るわけですから地厚の仕事着や夜具に使われていたのが始まりです。

裂織は、ものを大切にしたり、最後まで使い切るという精神が育まれています。


暮の忙しい時間を割いて頂き、帯の産地、桐生市から帯の制作の説明に来てもらい、社員全員でなるほどと日本人の昔から受け継がれてきた「もったいない精神」を一つの製品を通して学ばせて頂きました。

おばあちゃん、お母さんの形見の着物を帯に代えて締めてみると心が落ち着くはず!

右上の帯は、着なくなって色も多少変色した留袖の生地を裂いて織り上げた帯。

左下の帯は、銘仙の生地を使って織り上げた八寸帯です。総柄なので全体に色が散らばり紬の着物にぴったりの帯になりました。

小豆三粒包める布は捨ててはいけない

古着の布を細かく裂いて太い糸として使って行きます。この裂き布は織り上がるととても地厚で味があり着物に締めるにはとても適した風合いになりほどけ難い帯になります。

▼この帯のイベントは2015年3月末に開催する予定です。ご期待ください。