◆人間国宝を伝承する伝統の技「本蒔き糊」技法の振袖が出来上がってきました。

本当はこんな振袖着てもらいたい。

いろいろ所からたくさんのカタログが届き、どのお店のパンフレットを見ても正直同じような柄ばかりでその違いで柄の良し悪しを決めるのはとても難しい時代。

でも一生に一度の成人式には絶対に他の人とかぶりたくないと思うのは誰しも同じ。

このブログを書いている私もその気持ちがとても強い一人です。

で・・・・。

作ってもらいました。誰も着ていない振袖。

指先数ミリのところに神経を集中させ、自らの感覚だけで金粉のような細かな粒を図案に載せていく、餅米に糠、亜鉛末を混ぜたものを粉砕し、蒔くようにして載せる技法は、飛鳥時代から使われていましたが、難しさのせいか、かつては部分的なものに限られていました。それを着物全体に応用したのが、人間国宝の故・森口華弘氏であり、森口氏同様に中川華邨を師と仰ぐ同門の三代目竹鼻義一氏であった。そして竹鼻氏独自の蒔き糊技法の技を駆使した四代目の竹鼻進氏に特別にお願いして染め上げた頂いた振袖がやっと出来上がってきました。